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文体模写 スレッド 2 ☆101 〜 200☆
101 名前:名無しさん@1周年 投稿日:2000/09/02(土) 04:36
>89

誰? その文体には覚えがあるけど。 志賀直哉とか? 全然違うだろうな。


102 名前:北村薫 投稿日:2000/09/02(土) 14:05
 まともでない事件というものは−−とくに自分のうえに起きれば−−まことに嫌なも
のである。
 朝、グレゴール・ザムザは目を覚ますと、何となく不吉な予感がした。目が覚める寸
前まで見ていた夢がそう感じさせたのかもしれない。とはいえ、夢の内容を覚えていな
いのだから、なにやら不安であったという印象ばかりだった。グレゴール自身はめった
に夢の内容を覚えていることはないが、夢からなかなかおもしろい物語の着想を得るひ
ともあるようだ。などとぼんやり考えていた。
 彼は目が覚めてからもすぐベッドを出ることがない。低血圧であるために、しっかり
目が覚めて来るまで暇がかかるのだ。実際、頭は目覚めていても身体は完全には目覚め
ていない。もし、これで無理に動くと身体の循環器系がついて来ない。すこし後になっ
てから、たいへんな思いをすることになる。そういうわけで、ベッドの上で違和感に確
信するのにずんぶんとかかってしまった。
 はじめは金縛りだと思った。よく怪奇体験談などで読むあれであるが、実際にはおど
ろおどろしいところは少しもない。低血圧のものには馴れっこの、目が覚めている、い
や視覚は目覚めているが、運動を司る部分はまだ睡眠状態にあり、意識は明瞭でも身体
が寸毫も動かない状態のことだ。ところが今朝はかなりあやふやながらも背中の曲げ伸
ばしはできるのだ。したがって、身体と意志は繋がっている。身体も目覚めているので
ある。ただ、触覚と手足の感覚がおそろしく鈍い。
 グレゴールは、仰向けのまま、どうにも起き上がれなかった。背中をしたに、ふわっ
ふわっとヘッドボードが上下するのを見るともなしに見ていた。とにかく起き上がらな
くては始まらないと思い切った。勢いをつけて腰を曲げれば、手足を使わなくても身体
を起こせるかもしれない。えいやっと頭を持ち上げると、腹のあるべきところに、蟲の
腹が見えた。艶のある褐色は硬そうで、弓を並べたように膨れて分け目の入った腹だっ
た。見なければ、人間が等身大の《毒虫》に変身などというおよそありえないことに気
づく筈はなかったが、気づいたところでどうなるものでもなかった。

103 名前:藤原審爾 投稿日:2000/09/02(土) 19:10
 ある朝、目を覚ましたグレゴール・ザムザは巨大な毒虫の姿になっていたが、はじめ
そのことを能くのみこむことが出来なかった。もとより人が然様な変身をする筈もない。
感触がおかしいのを、寝呆けているのだ夢見が悪かったのだと、うちすてて、仰向けの
躯をベッドから起こそうとしたが、出来なかった。ふたたび試みても出来なかった。こ
れには思いもよらなかったようである。そして思わず声をもらしたつもりが、声になら
なかったではないか。
 こは如何なることか。
 躯がなにかおかしくなったに相違ない。
 頭をもちあげて自身の躯を見たグレゴールはまったく心も魂もつぶれ果てた思いをさ
せられた。茶色の弓を並べたように、横に継目のある堅く膨れた腹が見えたのだ。もと
より気丈な男ではない。そのもの凄さに竦んで躯に力が入らなかった。

104 名前:五味康祐 投稿日:2000/09/02(土) 21:30
 兄の失踪にまつわる、この不思議な物語を、どのようにお話し致せばよろしいのでご
ざいましょう。たぶん、らちもない女の囈言(たわごと)と、まことの事とはお想いに
ならないでございましょう。しかし、これは実際にわたくしどもの身に起きたことなの
でございます。
 兄はグレゴール・ザムザと申しまして、その頃まだ若く、両親とわたくしと同居して
おりました。若いと申しましても、既に服地の販売員として勤めに出ておりました。
 その朝、兄の部屋から這い出てまいりましたのが、兄とほぼ同じ大きさの、途轍もな
く大きな茶色い毒虫でございました。背中は丸く硬い甲で、身体は後にいくほど細くなっ
たたくさんの節となっておりました。おぞましいことに身体の両側には細い脚がたくさ
んかさかさとうごめいていたのでございます。おとなしい蟲でしたのでわたくしには兄
が化生したものだと直ぐに解りました。
 兄は仰向けに寝るたちでしたので、起きたときには、さぞベッドから下りるのに苦労
したことと思います。あの蟲の身体で仰向けでは、そう簡単には起き上がれやしません。
身体を曲げて自分の腹を見たときにはどんなに驚いたでしょうか。

105 名前:三浦哲郎 投稿日:2000/09/02(土) 22:41
 グレゴール・ザムザは仰天した。
 自分の腹が見えるものと思ったら、茶色で弓形に膨れた節が連なる蟲の腹が見えたの
である。不安な夢から目覚めてみれば、なんと、自分は巨大な毒虫に変身しているらし
いのだ。
 グレゴールは仰向けで目覚めたものの、自分のベッドから起き上がれなかった。一体
なにが起きたのだろうか。それで頭をひょいともたげて腹を見たのだった。

106 名前:甘えんじゃねぇよ! 投稿日:2000/09/04(月) 19:37
1)船漕ギみっちゃん(コクリ、コクリ)
  心配保母:みっちゃん、どうしたの? 眠いの?
2)電話青筋保母:長谷川さん、みっちゃんにまた嘘を!
3)電話平静君枝:みちこに伝えてください。
         「目を覚ましたとき、あおむけでなければ、
         グレゴールザムザ毒虫に変身しないのよ。
         みっちゃん。」
4)腹這いお昼寝笑顔みっちゃん:なあんだ。そうだったのかー。
  憤懣無言保母(ぷるぷる)

107 名前:ご冗談でしょファインマンさん 投稿日:2000/09/05(火) 06:10
ブラジル時代のある朝、僕が目覚めたときのことだった。
ベットの中の僕がなんと大きな毒虫になっていたのだ!

一体どうしたことか?と思うより、僕はこの機会に
毒虫について調べることにした。「ひょっとすると僕は世界で初めて
毒虫になった人間なのではなかろうか!」
そう思うといても立ってもいられなくなったからだ!
「背中は硬いな、これは甲羅だな。甲羅というものは
意外と軽いものだな、人間のときは重そうに感じたけど」。
この甲羅があれば女の子をデートに誘うことも簡単だな。
なんていったって、甲羅を持つ生き物で女の子をデートに誘えるのは
僕だけだからな。
そしてちょっと首を下げてみるとお腹が丸出しだった。
「こんなんじゃすぐに腹をこわしちゃうなー」と思った。

毒虫についてひとまず観察をを終えてふとカレンダーを見ると
今日は楽しみにしていたカーニバルの日だと気づいた。
このままじゃカーニバルに出れなくなってしまう!
そうするとあのうるさい親方に怒られてしまう。

だけどこんなことでへこたれる僕じゃない、
そこで僕は人がびっくりするようないたずらを考え出した。
考えるだけで大笑いをしてしまいそうだ!
だけどこのいたずらが成功するには僕が毒虫じゃないと
思わせなければいけない…

108 名前:立花隆(科学系の作品群) 投稿日:2000/09/05(火) 06:53
この本の内容は昨年「文芸春秋」で私が書いてきた「毒虫体験」と
今年3月にNHKで放送された「毒虫になる私」から構成されている。
私は約一年間ほどNHKの取材班と共に集めた膨大な資料と
毒虫研究家の方々にインタビューした記事・毒虫になった方への
インタビューと仮想毒虫研究所で仮想的に毒虫体験を私自身が行ってみる、
と言った形で内容は進む。
テレビ版を見た方も多くいらっしゃると思うが、テレビ版とは違った内容に
なるとは思う。そもそもテレビで放送された記事は原稿用紙で言うと
たかだか数百枚ほどにしかならない。しかし私達が集めた資料は
それだけで本棚をまるまる一つ埋めてしまうものである。
したがってこの本にはテレビで放送されていないものを多分に
含んでいる。テレビで放送されたインタビューなどは
一人30秒で5、6人ほどであるが、実際に私がインタビュー
した人数は50人ほどで長い人は5時間近くになる。
それを本にするのだからテレビとは全く違ったものになる。

分からないところがあればどんどん読み飛ばして
いただいて結構だ。基本的な部分は注釈を読んでいただければ
きっと分かると思うし、それ以外はなんとなくでいい。
このような作品を書くときにはまず対象の知的レベルを
どの辺りにすればいいのかで悩んでしまう…

毒虫というとフランツ・カフカの「変身」を思い出す方が
多いと思う。カフカの小説ではグレゴールザムザが朝
目覚めてみると毒虫になり、結局は毒虫がザムザだと分かりながらも
最後に家族に殺されてしまうと言った作品だ。人が毒虫に
なり家族に殺されるといった話しは奇妙なことだが、
驚くべきことにまさにグレゴールザムザのように
家族に殺されてしまった人もいる。それがこれから
紹介して行く「やまだやまお」さんだ。
生前のやまださんは中堅出版社に入社5年目の
まだ若い方だったそうだ。写真を見ると…

109 名前:名無しさん@1周年 投稿日:2000/09/05(火) 18:26
新潮文庫『ウンベルト・エ−コの文体練習』(ウンベルト・エ−コ著、和田忠彦訳)2000/09出版
って、このスレと同じようなもの?


110 名前:舟崎克彦 投稿日:2000/09/05(火) 19:33
 その朝、グレゴール・ザムザは悪夢にうなされた。
 なにか正体の知れないものに追われていた。捕まって身体がどろどろに溶けてなにか
の型に流し込まれて、目をさますとベッドの上で仰向けに寝ていた。何とも気色が悪い
夢だった。暫らく放心の後、彼はいささか平静を取り戻すと、呟いた。
「なんだ、夢か…」
 そして、いつものように起き上がろうとした。しかし、起き上がれない。改めて試み
てみた。身体は動くことは動くが、効かなくなってしまったようだ。本来、もっとしな
やかに動いたはずだ。彼は途方にくれてしまったが、起き上がれなければ先に進めない。
しかも、腹の辺りで何かの蠢く気配がする。
 何回か同じような経験をへて、彼は苛立ちを募らせると、不安に心おののかせながら
も、頭をもたげて自身の身体を見ることにした。
 腹へ目をやって彼は言葉を喪った。呆気にとられてしまい、体の芯が抜けたように頭
を落とした。
 腹は硬質の艶を帯びて、茶色く膨れた形、その表面に横に節の入った蟲の腹であった。
彼は人間等身大の毒虫になっているらしい。違うであろうか……。

>109
エーコは主題に縛られてないぶん、楽をしてる。訳には苦労が見える。
エーコのおふざけによるハズシにはこのスレッドに似たところがある。しかし、
表現のトンガり方はこの文学板の方が上。という点ではこちらの方がヨクキク。
ま、無記名だから、その点ではこっちが楽できる。

111 名前:香納諒一 投稿日:2000/09/06(水) 22:13
 目覚める街が夜の静寂を壊しはじめた。
 何かを感じていたのだろう。しかし、意識の表層では知覚できなかった。不快な夢の
深みからグレゴール・ザムザが浮上し、外界を意識しだすと、朝になったことだけは確
かだった。はじめは仰向けのまま躰の違和感を不思議に思いながら逡巡していたのだが、
何も見つからないことがはっきりしてからは、ベッドの上をさっさと離れるに気になっ
たのだった。しかし、それはあとになって思えばなんとも的を射た疑問だった。
 ベッドを出ようとして動きをとめた。動きをとめた理由がわかるまでに少しだけ時間
がかかった。グレゴールの目から眠気が消しとんだ。
 上半身を上げようとしたが、首筋にぴんと痛みが走った。バランスを保ちきることが
できず、グレゴールは背中をシーツに崩れるように落とした。シーツに背の丸みがこす
れて聞き慣れない鈍い音をたてたことに気がついたのだ。
 眠っている間になんらかの事件があった可能性を危惧し、部屋の隅にむかって一瞬視
線を投げた。しかし、はっきりとした変化を知ることはできなかった。
 なんとか躰を起こし、再度体勢を立てなおそうと試みたグレゴールは自分の腹に目を
やってどきっとした。ついで目を凝らした。それはまさに「虫の腹」と呼ぶべきものだっ
たのだ。
 眠っているうちに毒虫に変身したのだろうか。腑に落ちるもののまったくない説明だっ
た。躰を硬直させ、腹の中の物が上がってくるのを堪えた。頭が激しく掻きまわされた気
がした。吐き気さえおさまれば、ただそう願っていただけだった。

112 名前:夢枕獏(格闘モード) 投稿日:2000/09/08(金) 18:34
変わった。
変わった。
変わった。
変わった。
さらに変わった。

113 名前:地下室の手記 投稿日:2000/09/10(日) 11:38
 ぼくは病んだ人間だ……ぼくは意地の悪い人間だ。およそ人好きのしない人間だ。いや人間ですらなくなってしまった。ぼくの考えでは、これは2チャンネルが悪いのだと思う。もっとも、病気のことなど、ぼくにはこれっぱかりもわかっちゃいない。医学や医者は尊敬しているが、医者にだってぼくのことはわかりゃしないだろう。
 ところで諸君、きみらが聞きたいと思うにしろ、思わないにしろ、ぼくがいま話したいと思うのは、なぜぼくが毒虫になってしまったかという点である。まじめな話、ぼくはこれまでに何度虫けらになりたいと思ったかしれない。しかし、ぼくはそれに値する人間であった。誓って言うが、諸君、あまりに意識しすぎるのは、病気である。正真正銘の完全な病気である。おかげでぼくは本当に毒虫になってしまった。賭けてもいいが、おそらく諸君は、ぼくがこんなことを書くのは、自分が自意識の強いことを見せつけたいからだ、とお思いだろう。しかし、諸君、どこに自分の病気をたねに見栄を張るやつがいるものか、まして、それを鼻にかけて威張りかえるやつが?
 その夜、ぼくは醜悪このうえもない夢を見た。それも不思議ではない。その晩は、床につくまで、学校時代の徒刑囚のような日々の思い出にとりつかれて、どうしてもそれをふり切ることができなかったのだ。学校友だちは、ぼくがかれらのだれとも似ていないという理由から、意地の悪い、容赦ない嘲笑でぼくを迎えた。学校を卒業してぼくが第一に手をつけた仕事は、ぼくがそのために勉強してきた専門の職務をなげうつことだった。それも、いっさいのつながりを断ちきり、過去を呪い、きっぱりと忘れ去ってしまうためだった……
 翌朝、ぼくはわくわくしながら目を覚ました。まるでそのいっさいがいますぐにも成就するような気持ちだった。ぼくは本当に、ぼくの人生の一大転機が訪れようとしている、いやすでに訪れている、と確信していたのだ。実際、転機は訪れていた。ぼくは、自分がベッドの中で、一匹の大きな毒虫に変わってしまっているのに気がついた。背中は、固い甲殻に包まれていた。仰向けになった腹には、褐色の、弓形の固い節で分け目が入っていた。
 そいつは眉唾だ、毒虫に変身した人間がいるなんて、それこそ眉唾だ、と諸君は言うだろう。それはぼくも承知している。この一部始終を思い出すと、ぼくはなんとも後味の悪い思いがする。もうこのあたりで『手記』を打ち切るべきではないだろうか?こんなものを書きはじめたのが、そもそもまちがいだったようにも思われる。すくなくとも、書いている間じゅう、ぼくは恥ずかしくてならなかった。もういい、ぼくはこれ以上書き送ることをしたくない……

 とは言え、この逆説家の『手記』は、まだここで終わっているわけではない。彼は我慢できずに、さらに先を続けた。しかしわれわれもまた、もうこのあたりでとめておいてもよかろう、と考えるものである。


114 名前:舟崎克彦「ぽっぺん先生」 投稿日:2000/09/10(日) 11:41
これは夢だ。これは夢だ……。自分はキョウチクトウの木かげでねむりこんで不安な夢を見ているんだ。先生は自分にいいきかせました。それでなければ、自分が虫になるなんてばかなことがあるものか。

夏のむし暑い風が、浅瀬においしげるまっさおなアシの、サーベルのような葉を鳴らし、はり絵のように水面をいろどるひつじ草のまるい葉をめくりながら、沼のおもてをわたってきます。

すると先生の頭からのびた長い触角はそれにこたえて、湿気をふくんだ風の波や、風にまぎれてただよってくる岸辺の花々のにおい、花粉の感触、あたりをとびかっている虫たちのさまざまなハネ音を敏感にうけとめはじめました。先生がなんと思おうと、その体はもう、いやおうなしに一ぴきの昆虫としてうごきはじめていたのです。

「ああ……」
先生はまぶたをとじました。どこがどうくるったのかしらないが、これは夢なんかじゃないらしい。わたしはほんものの毒虫になってしまったんだ。

先生はそこで深いためいきをつくと、いつも大学の付属幼稚園からながれてくる「小さいころからお花がだいすきで、大きくなったらお花屋さんになっちゃった」という歌を思い出しました。

そして先生は、その歌を自分の身の上におきかえてつくりなおすと、ぶつぶつと小声で歌ってみるのでした。

 小さいころから
 昆虫がだいすきで
 大きくなったら
 毒虫になっちゃった

115 名前:呉エイジ@我が妻との闘争 投稿日:2000/09/10(日) 18:31
「変身談義」

日曜の朝はゆっくりおきる...はずだったのが、その朝は嫁の甲高い声でたたき起こされた。

嫁「アンタ、早くおきてや。この前あたらしいソフト買うのに『第1、第3日曜日は早起きして
掃除・洗濯するから』って土下座したよな。」(大声)

呉「わかった、わかった、今起きるから...」

困ったしまうとすぐに土下座してしまう自分のプライドのなさを恥じつつ、私はしばらくは
布団の中でごそごそしていたが、ついに観念してむっくり起き上がった。
すると、なにかいつもと勝手が違うことに気が付いた。

呉「俺、虫になってしもたがな!!」(絶叫)

台所から嫁のやけに冷静な返事が返ってきた。

嫁「なに、訳分からんこというてんねん。わたし、こども連れて出かけなきゃならんのやから、
はやく朝ごはんたべてや。それから、掃除やで」

呉「なに落ち着きはらっとんねん。亭主が虫になった言うてんのに、なんじゃそのリアクションは!
しかも、虫は虫でも毒虫やで。いったいどないなっとんねん! 掃除どころやないがな」(狼狽&涙目)

嫁「なに今さらむしむしってあわててんねん。今さら毒虫なんぞにならいでも、アンタはとうの昔から
マックおたくの金食い虫や。もう、でかけんねんからさっさと朝ごはん食べてや」

呉「お前、それが一家の大黒柱に向かって言う......」(フェードアウト)

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これを読んでいる独身者諸君、
「せめて虫になったら心配してくれる程度には、女房を教育しておけ。」
と、一言いっておきたい。



116 名前:残酷なザムザが支配する 投稿日:2000/09/11(月) 01:35
・・・が変わる・・・・・はずだったのに・・・・
・・・あ・・・なんで・・・あいつと一緒に・・サンドラ・・

い・・いや・・やめて・・あーー!

グレッゴール・・おやじ・・・
!! なにをしてる!

おや 来たのか イアン。
おまえの番だ  ぞんぶんに愛するがいい。

ど どういうことだ!
おやじ・・・その体は・・

クスクスクス  けさ起きたら・・・こうなっていたんだよ。

ジェルミ・・おまえがやったのか・・・
おまえがやったんだな!

い いや やめて いやだあ!

告白しろ! ジェルミ!

あ あいつが グレッゴールが
・・・
・・・
・・ぼ・・・ぼくは汚い・・・ああ!

おやおや、私はこの体がきにいっているんだがねえ。

い・・いやあー!

きがつかなかった・・・きにいっているなんて・・・!?


117 名前:ベルンハルト・シュリンク「朗読者」 投稿日:2000/09/11(月) 02:25
ぼくは彼女の体臭がとりわけすきだった。
彼女はいつも新鮮な青い草の匂いがした。
ぼくはしばしば、好奇心の強い動物みたいに彼女のにおいを嗅ぎまわったものだった。
まるくふくらんだ節や固い甲殻の匂いをかぐとその朝のことを思い出した。
「今朝起きたら毒虫になっていたよ。坊や」
ぼくはどのように毒虫になったか聞き出そうとしたが、彼女はいつものようにはぐらかした。
「あんたのなんでも知りたがることときたら、坊や!」

そんなときでも彼女は僕の声を聞きたがった。
ぼくは、ハンナのために朗読したテープを彼女の耳だったはずの場所において、しばらく待ってから、スタートボタンを押した。彼女の短い足では決して文字は書けないのだろう。これまでと同じように。


118 名前:別役実 投稿日:2000/09/12(火) 11:08
グレゴール・ザムザについての考察


 グレゴール・ザムザを、はたして「虫」と呼ぶべきか否かについては、議論のあるところである。保守系の生物学者は、グレゴール・ザムザが人間に生まれた以上、それを「虫」に分類することに一様な拒否反応を示している。一方、マルクス主義系の生物学者の多くは、現にグレゴール・ザムザが虫の形態を有している以上、それを「虫」と呼ぶことが合理的であり、また弁証法によれば人間が虫になることは自然のことであると主張する。実際、ジュネーブで開かれた国際生物学会における両陣営の対立は激しく、食事の時もテーブルを別にしたばかりでなく、一緒にお便所に行くことすらさける有様であった。

 しかし、どうやらこの問題の解決は間近のようである。実際にグレゴール・ザムザを試食してみたニューギニア系の生物学者による「グレゴール・ザムザは虫のような味がした」「少なくとも、人間の味はしなかった」という報告が、国際生物学会誌に受理されたのである。もちろん、件の論文が未発表である以上、内容の詳細は明らかでないが(註)、これは「虫」派の主張を大きく後押しするものだ。生物学会の風見鶏とあだ名されるT大学のH博士によると「もうこれは『虫』で決まりだね」ということになる。

 もちろん保守系の生物学者たちが素直に納得しているわけではない。マルクス主義系の生物学者たちが政治的圧力をかけたのだなどと陰口を言う者もいる。しかし、これは負け惜しみだろう。社会主義圏が崩壊した今、マルクス主義系の生物学者たちには、いかほどの政治的影響力もない。だいたい、ニューギニア系の生物学者は、人間の味に関することには少しの妥協もしないものなのである。

 ニューギニア系の生物学の方法は時代遅れだと言われることも多い。しかし、生物学が実証的な学問である以上、実践を重んじる彼らの方法はいつの時代でも価値を失わないであろう。


註 人間ほど美味しくはなかったが、佃煮にしたらイナゴのような味がしたらしい。

119 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2000/09/12(火) 13:24
それが私の人生の最良の日でした。

ふとしたことから、私は旧友の広に裾野を届けることとなりました。
七月の中旬であったので、夏の日差しは私の肌にいたく応え、私は外を歩く事もままならず、
居ても立ってもいられず、江戸の頃から続いていそうな、古びた茶屋に駆け込んだのです。



120 名前:野口悠紀雄@超整理法 投稿日:2000/09/13(水) 18:16
足や腹部の固い節が増えてくると、その中には毎日使うものと長期間使用しないもの
があることに気づく。
埋もれてしまった重要な足を不要なものの中から探すだけで1時間を要することも
あり、これほど無駄な時間の使い方はない。
そこで私は「押し出しファイリング」方式を提案する。
これは、私が不安な夢から覚めて毒虫に変身した朝以来、長年の試行錯誤を経て完成
した方法である。
まず角ニの封筒を何枚か用意し、足と節を小分けにして収納しブックエンドに立てる。
使用後の足や節は直ちに封筒に入れて本棚の右端に立てる。以後、足や節を使用する
たびにこの方法を繰り返す。
そうすると約1ヶ月後には、1ヶ月使用しなかった足や節を納めた封筒が自然にブック
エンドの左端に溜まってゆき、後は左端に溜まった封筒を廃棄すればよい。
「押し出しファイリング」を実行すると1ヶ月でたちまち不要な足と節が片付き、元の
姿に戻るという仕組みである。

121 名前:桜井亜美 投稿日:2000/09/15(金) 01:38
凄く息苦しくて目が醒めた。
―大丈夫、あたしはグレゴール・ザムザ、19歳だ。
記号のようにつぶやいて、何かを確認したかのように安心する。
昨夜開け放ったままの窓からは、蒼く澄んだ風が吹き込んでくる。

なんであんな夢を見たんだろう。とても苦しいのに、誰も助けてくれない。目を閉じても、赤や、黄色や、緑の光が容赦なく瞼を刺すように飛来してくる。
窓の外では、枯れ木に止まったカモメのように木蓮が白い花を咲かせている。甘い香りを運んでくる風を感じようと、あたしは起き上がった・・・つもりだった。
起き上がれなかった。あたしの体は、硬い甲殻で覆われた無機質な感触がした。首を持ち上げて、なだらかにカーブを描いているはずのあたしの体を見る。
お気に入りのカスティリアン・レッドのパジャマはそこになかった。ただ、茶色い殻があたしの体を包んでいた。
―こんなことあるわけない。
と心の中で絶叫する。ベッドの上をごろごろと転げまわっても、あたしの体に伝わる感触はやわらかいベッドじゃない。冷たく硬い殻だ。きっと、エゴイストで、意気地なしのあたしに与えた、神様の罰に違いない。


122 名前:船越雅史@日テレ絶叫アナ 投稿日:2000/09/19(火) 10:55
ある朝、グレゴール・ザムザが不安な夢からふと覚めてみると、
ベッドの中で自分の姿が一匹の、とてつもなく大きな毒虫に
変わってしまっているのに気がついた。
「グレゴール…。ぐれごーる。ごおる、ごおる、ごる、ごる、ごる(あと23回繰り返す)!」
(一呼吸おいて)「ぐれ、ご〜〜〜〜(約6秒伸ばす)〜る!!!」

123 名前:>122 投稿日:2000/09/21(木) 01:41
最低だけど最高だよ、アンタ。
くだらな過ぎるんだけど、今船越の声が聞こえてきたもの。

124 名前:松本人志 投稿日:2000/09/21(木) 02:30
…まあな。
まあナンヤ、言い難いんやけど、そらどう見たってオマエ…
どう見たってオマエ、どう贔屓目に見たって、そらザムザやで。
いや、オマエの言い分も分かるで。
けどな、あの角度から来てあの薄さなら、誰がどう見たって、ザムザやんか。な。
いやちゃうて毒は関係あらへんがな。
問題はあのザムり具合や。今ワシが問題にしてるんはムザっこいところなんや。
そこらへんもうちょっと分かってもらわへんと話しすすまへんやんか。
自分ダンスにはちょっとうるさいやろ。顔残すクチやろ。
それがアカンねん。だからザムザやねん。サラダ感覚や。
つまりザムとザが離れてんねん。ザム、ムザになってねん。
それではアカンねん。それでは。
アメリカ大統領演説の「ユナイテッドステイツ………オブアメリカ」
の「………オブアメリカ」くらいの繋がっとるようで、繋がっとるとも言い切れないような、
微妙な感覚やねん。

そや。
昨日な。ワシ車乗っとてな。高速に入ったんや。したらないきなりヴワー雨振ってきてん。
なんやも、ごっつ嫌な予感したんや。したら、もう案の定ザムザやがな。

ワシ今ええ話したでぇ〜。これでもうナンボなんでも分かるやろ。もうごっつハッキリ、
この上なくザムザやろ!な!な!
ホンマ、もうちょっとザムザに気い付けや、自分。

125 名前:しりあがり寿 投稿日:2000/09/21(木) 03:53
「かあさん。またザムザが上がってるみたいだぞ」
「あら、ほんとですか?お父さん」
「…よもやアレがあがるとは、こりゃ今後も要注意だぞ。かあさん」
「困ったわねぇ」
「ウム。全くだ。…いや、しかし待てよ。
逆手に取ればこりゃイケルかもしれんぞ、かあさん」
「だとイイけどねぇ…」

126 名前:ジェイ・マキナニーfeaturing源一郎 投稿日:2000/09/21(木) 13:25
 きみはそんな男ではない。
 夜明けのこんな時間に、そんな格好をしているような男ではない。しかし、
君がしているのは間違いなく「そんな格好」なのだ。君の格好といったら、こん
な感じだ。ストライプのパジャマはいつも通り。しかし、その袖から突き出よう
としているもの、それは毒虫のむすうの足だ。
 バスルームに入り、ボリヴィア製の強いコカインをひとつまみやりさえすれば、
何もかもがもっとはっきりとしてくるかもしれない。だがそんなことをやっても、
何もはっききりとはしてこないかもしれない。きみの内側で誰かの声がそう囁い
ている−コカインをどこから吸うつもりだ?君のそのぶざまなパジャマの下の、
脇腹に空いた穴からかい?

127 名前:丸山健二 投稿日:2000/09/21(木) 13:46
 私は寝台だ。このプラハの喧燥と沈黙の中、ただひとりのサラリーマンの眠りを
支えるという役割を負う寝台だ。永劫と続く日常の中、このグレゴールはただ自ら
の職責を果たすべく早朝より深夜まで身を粉にして働いている。当代の若者として
は異端とも思えるこの青年の眠りは深い。紅灯の巷にも近寄らず、ただ父母との夕
餐のみを精神の糧とし、健やかな労働の疲れを私のややばねの緩んだマットレスに
投げ出していた。私はこの青年の寝台であることに満足していた。青年は起床すれ
ば即時に私のことなど脳裏から消し去り、私は一人青年の残した体温が徐々にプラ
ハの大気に吸われてゆくのを楽しんでいた。
 それが、どうしたことか、今日のグレゴールは私を見放す気配もなく、街が喧騒
に包まれる時間となっても動く気配すらない。若者らしい体温も無く、掃除の行き
届かぬ隣室から時折迷い込むゴキブリのごとき爪が、私の純白のシーツに突き立っ
ている。なんということか。この勤勉にして実直なグレゴールは、一介の巨大な毒
虫に姿を変えて私の上にただ横たわっている。無機質にも思える触覚が枕に触れる
たび、私は世の不条理を嘆いた。

128 名前:自虐系オルタナ 投稿日:2000/09/21(木) 13:59
I'm a mare poisonous insect.
I'm a mare laughingstock.
I'm a mare wasted junk.
and you're a fine man.

So

Shoot me a insecticide,
Shoot me a bullet,
Hit me with a newspaper,
Shoot me an apple.

129 名前:雅彦 投稿日:2000/09/21(木) 14:38
 気のふれたワーグナーが怒鳴りながらセックスしているような嵐の朝、
ぼくはベッドの中で震えながら、これは悪い夢なんだ、と思い込もうとしていた。
 8時の目覚まし時計が鳴っても、ぼくは起き出す気にはなれなかった。セールスマンとして
鍛えあげられた僕の下半身は、無残にねじくれてしなだれた数本の足の生えたポリバケツにな
ってしまった。もうカモシカを思わせるステップで歩くなんてできやしない。
 茶色い足は僕のペニスよりも細いのだから。


130 名前:長屋変身談 投稿日:2000/09/21(木) 15:52
 暑いですな。こう暑いと人間ボーッってなことになりますな。こう、私なんぞ
昔から足わずらわっておりましてな。こう暑いと足のほうからアカンようなりますな。
足がボーになる言うやつですな。いや、そんなお客さん、帰るなんて殺生な。
 今でこそクーラーだのエアコンだのゼネコンだのありまして、もうどうしようも
のうなったら喫茶店なんか逃げ込んでしまえますからな。でも落語に出てくるよう
な貧乏長屋にはクーラーどころか蔵も無い。
 人間暑いとおかしゅうなるもんです。死んでみたり殺してみたり変身してみたり。
 太陽が黄色いから言うて人を殺すような話も昔ありましたな。
 私なんぞヨメと家におったら太陽なんか黄色通り越して真っ赤になってくる。
 殴られすぎて眼底出血しとるんですな。

「ご隠居、ちょっとええですか、事件ですわ」
「どうしたいハチ。火付けか、強盗か。強姦か。強姦ならワシも一つ」
「ザムの野郎が仕事出てこんのですわ。戸にもしんばりかってもうて」
「それは引きこもりいうヤツやな。どれ、ワシが一つ強姦でもして治したろ」
 ってことでご隠居、与太郎連れてザムザの家の前に行きますな。
「これ、ザムや。あんたみたいな腕のええセールスマンが仕事もせんと何やっ
とるんや。ワシも大家やさかい、仕事せんと家賃払えんようなヤツはおいとけんで」
「シャァァァァァァ」
「ほら、ご隠居、なんかザムのヤツ、おかしいんですわ」
 そこでご隠居、戸ごと蹴破って入りますな。すると中にはでっかい虫が横たわって
おります。ザムザは文学的不条理とかなんとかで毒虫になってしもうたんですな。
 虫になってもうたザムザは自分の姿を見られることが悲しゅうて辛うて仕方が無い。
とにかく追い出そうとご隠居と与太郎をシャアシャアと威嚇します。
「シャーシャー言うてますが」
「仕方おまへんな。もうこうなったらザムは人間ちゃう。化け物や。話も通じへんみ
たいやし死んでもらいまひょか」
 ご隠居の殺気を感じたのか、ザムザは跳ね上がり、上から二人に襲い掛かります。
「シャァァァァ。シャァァァァ」
 しかし動じず、御隠居は懐から真っ赤なリンゴを取り出すと、ザムザに向かって
投げつけます。リンゴが当たったザムザは苦しみ、倒れてしまいます。
「ザムザ、死にましたんか。なんでリンゴなんぞで」
「赤いだけにな、シャア専用やったんやろな」
♪テケテケテケテンテンテン♪

最低、むしろ死ね暇人め。

131 名前:欽ちゃんのドーンといってみよう 投稿日:2000/09/21(木) 22:52
東京都、豊島区のペンネームはとくめいきぼーん。
匿名希望じゃなくて、んーがついてる、とくめいきぼーん。
よいざむざ、ふつーのざむざ、わるいざむざ。
まず、よいざむざ。おとーさま、おかーさま、おはようございます。ごはんはこちらに用意いたしました。
ふつーのざむざ。朝起きて、仕事に行く。(パジャマ党笑う)
わるいざむざ。目が覚めたら仰向けで起き上がれない巨大な毒虫になってた。
(沈黙2秒)
うー、つぎいってみよー。

132 名前:ドラゴン、再び 投稿日:2000/09/22(金) 14:09
数年前から、夢日記をつけている。あたりまえの話だが夢は現実とは違う。たとえば夢の中でどこか遠い国の陽気な太陽の下でピッとお尻のあがった可愛い女の子に囲まれて踊り狂っていたとしても、それでN.G.を聞いたことにはならない。シンコペーションがなければ音楽は成立しない。
 あっ、ヤバい疲れてしまった。
話題を変えてみよう。今朝起きたときには本当に驚いた。
何ヶ月ぶりか忘れたが久しぶりに自宅のキングサイズのベッドで目を覚ますと俺はゴキブリになっていた。ゴキブリだぜ。あのときと同じぐらい打ちのめされてしまった。あっ、この話もやめよう。エクスキューズしてしまった。疲れてるみたいだ。今月は諦めてくれ、サラリーマン編集者。お前らも大変だよな。
とここでゴキブリについて考察してみる。もともと色は似ているのでそれほど違和感はない。ただ俺は脂性ではなかったのでこの体液にはなじめなかったがすぐにジャグジーみたいだと気が付いた。先週イタリアに連れていった女は来年にはトップモデルって娘でいつでも入れたがるのだが、最初ゴキブリのティンポの位置がよくわからなくて苦労してた。湯船の中で後ろ向きに突き出してくれるお尻が最高なんだよ。じゃあ、これから純粋に仕事でニューヨークに行って来ます。


133 名前:スネークマン@タレコミinサポセン 投稿日:2000/09/22(金) 21:20
いつも楽しく拝見させていただいております。今日、うちのジャ○キー大○センセーと患者さんのヤリトリが、キョーレツな患者さんのせいでハチャハチャだったのでタレコませていただきます。

ジ:はい、どういった、ご相談ですか?
患:はい、あの実は、あのわたくしのムスコがですねぇ、あの赤茶色くかたくなってしまって、ま1週間ぐらい前からガタガタあちこちこすりまわしてしょうがないんですけど。大丈夫でしょうか?
ジ:ん。はい。ご心配ありません。それはセイチョウです。心配ありません。お大事に。
患:はい、あ、でもセンセ、もしもし?
ジ:はい。
患:もしもし、あ。あのー、どうしたら治るんでしょうか?
ジ:はぁ、セイチョウは、自然に任せるのが一番ですねえ。
患:はあー、
ジ:適当に、あしらってやることですねえ。お大事に。
患:はぃ。あ、もしもし?ぁぅ、センセェ、あのーでも実はですね。あのちょといま、とっても心配でですね。くすり飲んでるんですよ。
ジ:ん。ん。
患:で、あのー、あの警察の心配なんかないんでしょうか?
ジ:ん。ありません。お大事に。
患:はあー、あっ、あっ、もしもし?もしもし、せんせ?もしもし?
ジ:はあい。
患:あ、ですけどもね。あの、いま、実は、あのームスコ見ないようにしているんですよね。でもあたくしもとってもつらくてですね。ほかのこにうつるのがあたくし心配だっていぅ、まああれもあるんですけども。そうゆうことはあのだいじょうほかのこにうつらないんでしょうか?
ジ:うつりません。
患:ああ、そぅ
ジ:お大事に。
患:ああぅ、もしもし?もしもし?
ジ:はあい!
患:もしもし?あ、センセェ、でも実はですね。いまあたくしいま肉体的にもとっても不満なんですよね。ま息子がまぁなんだか節の多い足の多い虫になっただとか、なんだかセイチョウだかなんだか、這いずって稼いでこないとか。
ジ:ふん。(なんか吸ってる)
患:毎晩まあ、体が熱いっていうか眠れないようなことも続いてるんですけど、そういうのはセンセどうしたらよろしいんでしょうか?
ジ:ふん、ひんぱいありません。お大事に。
患:いえ、ね、もしもし?センセ。ですからね、あたくし、あのうなんて、センセ!
ジ:あー!!
患:いえ、ですからあたしの場合はね。
ジ:ああん!!
患:あの隣のあたくしね、奥様に噂されてんです。隣の奥さまに。あそこのうちの家庭は主人も乱暴者だし、まあこどもも、ま禄なことは、まて、固い甲殻も、こどもの、まあ、こどもの、まあこどもの、ですからこどものね、
ジ:ありません。お大事に。
患:え?ですからね、息子がおおきな虫になっているんですよ。それであたくし
ジ:ありません。お大事に。
患:え、あるんじゃないんです。ないんですよ、そして。ないんです。稼ぎ
ジ:あんー!?
患:がね。働いてないんですよ。どうしようがありますかこどもが虫になっているんです。うつったりするんじゃないかと、
ジ:ぐおー(鼾)
患:やっぱりうしろに節がたくさん、たくさんなんですの。まわりに脚がたくさんでも気持ち悪く思ってるんですけど。
ジ:ぐー(鼾)
患:センセェどうしたらよろしいんでしょうか。もしもし?もしもし?センセ!センセ!

※コピペじゃん。

134 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2000/09/23(土) 07:05
age

135 名前:トマス・ピンチョン 投稿日:2000/09/23(土) 07:33
空港の、とある便所にはAC−DCの広告があった。これは「アラメダ郡拝死教」(Alameda Country Death Cult)の略で、
私書箱の番号と郵便喇叭が書いてある。一か月に一度、彼らは罪のないひと、徳の高いひと、社会と協調してよく順応しているひと、
そうしたところから犠牲者を選び、性的な慰みものにしたあとで、いけにえにする。エディパは番号を写さなかった。


136 名前:森博嗣に挑戦 投稿日:2000/09/23(土) 09:06
グレゴル・ザムザはふと目を覚ました。
何か、夢を見ていたように思う。ベクトルも定まらず、エネルギィだけを多大に消費する
錯覚を覚えるほどの異様な夢。気分が良いとはとてもいえない。
どうやら、いつだって朝がクリームソーダのように心地良いものだとは限らないようだ。
やがて、ザムザは自分の普通でない姿に気付いた。「普通でない」とは、「予期していない」
という、それだけの意味である。
背中に硬い甲羅がある。硬いとはいってもダイヤモンドほどではなさそうだ。
頭を起こすと、ややブラウンがかって綺麗なアールを描いた腹部が確認できる。硬い皮膚が
階層的に横に連なり、節になっている。不思議だ、ザムザはそう思った。
・・・不思議?本当に不思議なのだろうか。大人になるほど、不思議だという感覚は減少
するものだと考えていた。つまりそれは、頭が悪くなるということだ。良くなることではない。
自分に残っていた幼い感覚に、ザムザは純粋に嬉しくなった。
寝起きの冴えない頭脳で原因を考える。しかし、思考を巡らせるには今手元にある条件では少なすぎた。
別の考えが浮かび、ザムザは電話まで歩く。受話器を手に取り、ダイヤルする。
「・・・あ、もしもし。ザムザです。急いで来てくれないかな?うん・・・不確定性原理をちょっと
体験してね・・・」

137 名前:柳美里@「命」 投稿日:2000/09/23(土) 23:33
 薄明かりのなかで目を醒ました。
 いつものように悪夢にうなされたわけでも、眠りが浅かったせいでも、なにかの物音や尿意によって起こされたのでもなさそうだ。わたしの内部の微かな気配、なにかが起こっていることを無意識のうちに察知して目醒めたのではないか、そんな気がした。
 額にてのひらを当ててみる。堅い。何日か前から微熱が続いていたのだが、忙しい時期にはよくあることなので無視していたのだ。皮膚が堅くなるなんてなにかの勘違いだろう。まだ寝惚けているのかもしれない。鏡で確認しようと起き上がる。けれど、わたしの体は起き上がるには無理があった。
 わたしの体は毒虫になっていたのだ。
 夏はいつもわたしを苦しめる。いい想い出の夏は記憶のなかに一度もない。夏を嫌い憎んでいるから、しっぺ返しを受けるのだろうか。今年の夏は、わたしを断崖ぎりぎりまで追いつめようというのか。これまで、錯乱して激情にかられて狂態を演じる人間の気持ちを理解することはできなかったが、今の私はまさに血腥い情念の中にいた。
 

138 名前:カミュ 異邦人 投稿日:2000/09/24(日) 00:57
今日、毒虫になった。

139 名前:原律子 投稿日:2000/09/25(月) 21:32
1)♀:ぐれごおる君、何コレ?くろーい、おっきー、ぺかぺかー
   ♂:あ、朝起きたら、こうなっていたんだな
2)♀:固ーい(はあと)でもこの脚ジャマ。むしっちゃえ。(効果音:ムシッ、ムシッ)
   ♂:うひゃー
3)♀:メリハリなさすぎ。リンゴ埋めちゃえ。
4)効果音:ドクッ!
   ♂:あ!(白目)
   ♀:果てた?まだ入れてないのに?!

140 名前:逢坂剛 投稿日:2000/09/26(火) 23:13
 グレゴール・ザムザは目を醒ました。
 街が朝の気配を部屋に浸透させているのに気付く。同時に夢見が悪かったことを思い
出す。彼は起き出そうとして体がおかしいのが分かった。上体が重く、体を起こせない。
そのまま元通り仰向けになってしまう。そして、果たせなかったその行為のエネルギー
は固い背中の丸みに合わせて、ベッドのシーツの上で彼の体を何度か揺らした。
 彼は仰向けのまま、頭をもたげて自分の腹を見た。光沢のある茶色で弓形にふくれた
節が連なり、その両側には多数の細い脚が空気を掻いている。彼はとてつもなく大きな
毒虫になっていた。

>124, 125
スレッドのテーマに沿って「名前の置き換え」だけでなく、「表現」してください。
「名前の置き換え」だけで笑えるのは、有名かつ全然関係ないからこそ予想外なネタ
「ハマッタ表現」の加工のみ。是非笑わしてください。
>135
笑えない。

141 名前:京極夏彦に挑戦 投稿日:2000/09/27(水) 02:25
毒虫――
 かたちは虫の如きにてその実人なり。変化の物なるが、生り物をおそるるといふ
 ならん。

―――――――――――――

 ――聞いた話である。
 唯唯薄らと部屋を照らす弱い光の中――グレゴオル・ザムザは独り、耄けていた。
 眠りから覚めたザムザは、つい今し方まで見ていた夢を思い出そうとしていた。し
かし意図的に記憶を遡ろうとする行為は、意外と難しい。摩訶不思議な空気で覆われ
た、吐き気を覚える程不愉快な夢だった様に思うが、如何せん明瞭しない。夢なら
ば明瞭しないのは常である。変に納得し、そこで――ザムザは考えるのをやめたと云
う。
 その時初めてザムザは自分の身体の異変を認識した。
 背には固い――そう、殻だ。
 腹には褐色の節目が見える――まるで毒蟲の様な。
 通常のそれではない己の身体に少なからず動揺し、ザムザは耄けた。
――何が如何なったのかさっぱり判らぬ。怪しげな夢の所為だろうか。
しかし――いつまでもこうしているわけにはいかぬ。仕事に向かわなければ――。
 ザムザは慣れぬ身体を動かし、身の支度を始めた。

 清清しいとは云い難いある朝のことである。

142 名前:すごい科学で守ります 投稿日:2000/09/27(水) 17:30
 さて、このグレゴール・ザムザの毒虫への変身ですが、
これを単なる不条理と考えるのは間違いでしょう。
 固い甲殻の背中や褐色で節に分け目が入った腹部など
仮面ライダー系の技術が感じられます(特に、スカイ
ライダーとの類似が見られますね)。タイトルも「変身」
ですし。
 しかし、それにしては彼が何らかの改造手術を受けた
という記述がどこにも見あたりません。これはショッカー
の技術流出の影響としては奇妙です。
 私はこれはカクレンジャーと同じ「忍法」ではないかと
思います。恐らく不安な夢によって送り込まれた設計図に
基づき、例によって一発成形されたのでしょう。
 この忍法をプラハに伝えたのは何者なのかという事は、
今後の研究を待たねばなりません。



143 名前:イッ○リウム@あめ学 投稿日:2000/09/28(木) 06:52
>毒虫
うるせえ。あれは単なるカキコミスだと何度も言っただろ! テメエ、グレ○ール・ザ○ザだろ。わかってんだクソ!
近代文学専攻の人間だからカフカやカミュやディケンズやヘッセは多少は語れるけどな。
いい加減にしろ。ぶっ飛ばすぞ!(固い甲殻がミエミエなんだよ) 不愉快だ。


144 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2000/09/28(木) 10:21
>近代文学専攻の人間だからカフカやカミュやディケンズやヘッセは多少は語れるけどな。

存分に語ってくれよ、
ただし別スレでな。

145 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2000/09/28(木) 12:59
143はネタだろ

146 名前:徹子の部屋 投稿日:2000/09/28(木) 16:32
今日は、あたくしが”グレにいさん、グレにいさん”と、いつもお呼びして、ほんとに尊敬して、あたしの生きる上の……人生相談っていっちゃうと、あまりにも簡単すぎちゃうんですけど、いろんな生きる知恵を教えてくだすっている、服飾セールスマンのグレゴール・ザムザさんにおいでていただいてるんですけど、ようこそ、 グレにいさん、しばらくでした。あら、やだわ、しばらくお会いしないうちに、随分と変わられて…。なんだかとても固そうなお背中に、褐色の節で分けられたお腹で…。これはなんと言えばいいのかしら、ちょっと説明してくださる?

147 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2000/09/28(木) 17:03
うーん、気持ちはわかるけど、やっぱり自分の魅力を磨くことが大切なんじゃない?
そうすれば彼女だって君のことを見なおしてくれるかもしれないし。
いずれにしてもまだ若いんだから、これからいろんな人が目の前にあらわれるかもしれないし、
とにかく何事にも一生懸命とりくむことが大切なんだと思う。
そういう人って、光輝いて見えるものだよ。
ぼくも応援してるから、がんばれ!

おぇ…

148 名前:吾輩は奈々氏である 投稿日:2000/09/28(木) 18:35
>147
これ何?意図がわからん。

149 名前:森敦 投稿日:2000/09/29(金) 23:55
 ある朝起きてみると、グレゴール・ザムザは大きな毒虫になっていました。自分で紡
いだ繭の中で、時を待つうちに、おのずと変成して、まったく別のものになってしまう
夢からさめてみたらそうなっていたのですが、目がさめてすぐ、自身が人外のものに変
身したとはわかりませんでした。
 おかしな夢を見たものだと、グレゴールはあお向けになって気もうつろに目を上げて
いると、だんだん身じたくすることを思い出して、いつもの朝のように自分のベッドか
ら起き上がろうとしましたが、背中が重くて果たせませんでした。疲れているからだろ
う。思うともなくそんなことを思っているうちに、またいつかこうしていたことがある
ような気がして来、しばし学生時代のことを思い出したりしたのですが、からだを起こ
す試みのあと、なかなかからだの揺れが落ち着かないことに唖然ととするまで、背中が
なにか固い丸みをなしているのも気がつきませんでした。いまさらのようにまったく違っ
てしまった自分を感じないではいられませんでしたが、たんなる思い過ごしかもしれま
せん。解せぬといえば解せないのですが、起き上がらないことには何が起こったのかわ
かりませんから、何度も起き上がろうと試みました。
 横向きにもならない自分のからだを思って、グレゴールはなにか空恐ろしくなって来
ました。さすがにかなりまずいことが起きたという思いはするのですが、想像していた
ような疲れや病気といった感じもしないのです。それどころか、いつか経験したような
気がするのは先に見た夢の印象に似ていたからかもしれません。むろん、人が虫になる
などありえません。とにかく頭をもたげて自分のからだを見よう。そう思って腹を見て、
ふと吹き出したい気持ちになりましたが、あやうく、笑いを圧えました。茶色の弓を伏
せて並べたように艶々とふくれた節また節が連なっていたのです。

150 名前:ヘンシンたちのわるいヤリカタ 投稿日:2000/09/30(土) 15:14
へんーしんっ、とおっ!

尋ね人:グレゴール。怒ってない。帰れ−父

服地販売員 失踪
 プラハ市民グレゴール・ザムザ氏、衣類、私物、金銭を残して自室より失踪し、数週
間戻らないと、家族から届け出。

[モノローグ]1
 ……目を覚ますと、私は背中に体重を、腹には空間を感じて横たわっていた。だが、
本当に目覚めているのか、依然不快な夢の世界にあるのか、よくわからない。なぜなら、
五感に違和感があったからだ。
 しかし、いつまでも夢のもたらした不安を思い患う暇はない。何度か体を起こそうと
試みるうち、偶然、自分の腹が視界に入った。それは光沢のある褐色で、膨れており、
硬そうな横長の殻に覆われているように見えた。そして呼吸に合わせて、それがずれて
……

●妹(20代)
 えー、やあねえ、女性に年令聞くなんて。あなた、ガキのお相手しかしたことないん
じゃないの? あら、むくれることはないのよ。何事も経験よ。インタビューは相手を
見て臨機応変にしなきゃ。あ、歳は20代にしといて。嘘は書きたくないでしょ?
 兄さんのことよね。ほんと、あの時は驚いたわあ。兄さん起きてこないでしょ。で、
部屋から出てきたのが、でっかい虫。茶色くて、ぷっくりてかてかした節がいっぱいの。
んーと、気持ち悪いからよく見てなかったけど。ゴキブリに似てたかなあ。でもあんな
速くないの。脚が違うからかなあ。羽のないゴキブリの両側に細かい脚をいっぱいくっ
付けたようなの。両側と言ってもね、片側は部屋を出るとき、ドアのとこでかなりこす
り落としてたみたいね。ね、どんぐらいおっきな虫だったかわかるでしょ。
 よく見てるって? やあねえ、毎日足元うろうろしてたのよ。兄さんたら、ペチコー
トにでも興味あったのかしら。なに赤くなってるのよう。兄さん服地を売ってたのよ。

[ザムザ家の巨大毒虫記録]1−覚醒
毒虫 初日
長男グレゴール失踪。代わりに人間サイズ毒虫出現。家族驚愕。
    *         *         *
     1
 グレゴール・ザムザはまだ二十歳をいくつか越えたばかりのしがない服地販売員だっ
た。両親や妹とともにプラハ市街のアパートに暮らしていた。
 ある朝、彼は自分の部屋から出てこなかった。代わりに出てきたのは巨大な毒虫だっ
た。

|   変身
|                              フランツ・カフカ
| ある朝、グレゴール・ザムザが不安な夢からふと目覚めてみると、(以下略)

151 名前:考える名無しさん 投稿日:2000/10/02(月) 09:10
なかなかネタが尽きない事に日本語の可能性をやや見出しつつage

152 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2000/10/02(月) 09:38
さすがに全部読んでる人は少なそうと思いながらsage

153 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2000/10/02(月) 19:18
誰か総長でやってくれ

154 名前:名無しさん@1周年 投稿日:2000/10/02(月) 19:27
俺がスレッド1の最初の方でやったのに・・・
あれじゃものたりなかった?

155 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2000/10/03(火) 03:26
いや、蓮實版むちゃくちゃ上手かったよ。

156 名前:名無しのさん 投稿日:2000/10/04(水) 05:40
J-oの日記風をリクエストです。

157 名前:フィッツジェラルド 投稿日:2000/10/04(水) 19:11
毒虫‐それが私の姿だった。私の腹部は三つに分かれ、かといって柔らかい
わけでもなく、背中はまるで世界の終わりを思い起こさせるような黒色の輝きに
満ちていた

…予想もつかぬ事、実にその通りだ。不安な夢のあとにやってきたのはあの
華やかな時代にあってはありふれていたとも言える変身物語
(メタモルフォーゼ・ストーリー)のひとつだった。しかしそれは私にとっての
グレゴール・ザムザという悲劇の重要なひとこまである。確かに虫のような息づかいを
ひしひしと感じてはいたが、どうにもそれを表現する段となると隔靴掻痒の感は
まぬがれなかった。

158 名前:山尾悠子 投稿日:2000/10/06(金) 20:41
 疲れが出たのだろう、とはじめグレゴール・ザムザは思った。
 ベッドの上で目覚め、仰向けの状態から体を起こそうとして失敗した時、最初にそう
思ったのだ。
 部屋の中には、いつものように動きはじめた街の朝が漂い流れてきていた。不安な夢
の残滓を意識しながら、そこに臥ったままで、グレゴールはかつてない奇妙な感覚に落
ちこんでいた。
 どうしよう困るな。
 疲れというのか、体がままならないうえ、感覚の違和感には頭が混乱するばかりだっ
た。――この時、この不本意な体調だけでは済まないような――、なにかつよい出来事
で自分とかかわっていくだろうという予感が、グレゴールの内に生まれていた。

 仕事に出なければ、とグレゴールは自分に言い聞かせた。そして、起き上がろうとし
て上体を曲げた時、視野の下すみにふと茶色いものが見えた。それは一瞬見えただけだっ
たので、なにであるか見当もつかなかった。それを確かめるために頭をもたげて、目に
入った時、仰天した。それは巨大な虫の腹であるに違いなかった。
 ――弓を伏せてびっしり並べたように、膨れた褐色の体節。それはまた、堅そうな光
沢を見せて、遠ざかる波のようにベッドのフットボードに向かって続いていた。いった
いこれがなぜ自分のベッドの上にあるのか、頭が混乱するばかりだった。
 ……この「虫の腹」の意味がほんとうに理解できはじめたのは、再度ベッドから出よ
うとつとめるまでの、いつごろであったのかグレゴール自身にもそれと指摘することは
出来ない。いつからともなく、自然にゆっくりとその虫の体を着けるということに馴染
んだのであり、そう気づいてみれば、けさのけだるい寝起きから肉の上を覆う甲殻を意
識していたようにも思われた。

159 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2000/10/06(金) 22:30
総長ぉー(笑)
カミンバックプリーズ!!!(笑)

160 名前:HELLO! KITTY 投稿日:2000/10/06(金) 23:06
はーい,あたし,ザムザ。
隣にいるのは仲良しのミミー。
「ねえ,ミミー。あたし,毒虫になっちゃった。」
「えー、ザムザ。こ、こわいよー。」
二人「そうだ。ママに聞こう。」
ママ「ザムザ、大丈夫。よくあることよ。
それより,ママの作ったケーキを食べて、はやくお片づけしなさい。」
二人「はーい。」
ミミー「ザムザ,元気出して。すぐ,元通りになるわ。」

161 名前:pc-info 投稿日:2000/10/08(日) 01:15
Counterattack: ザムザ 2000/10/07
ザムザ反撃。Rambusに毒虫の特許を侵害しているとして訴訟を起こされているザムザだが、
Semiconductor Bussiness NewsによるとザムザはRambusが毒虫でザムザの特許を侵害しているとして
米連邦地裁に提訴した模様だ。これにより米Micron、チェコザムザ、韓Hyundaiの3者が米Rambusと
全面衝突に発展したことになる。また、MicronやHyundaiなどは
Rambusの毒虫の特許の無効性を語ってきたが、
この訴訟ではRambusの生命線であるDR毒虫の設計そのものがザムザの持つ
特許を不正に使用していると指摘している模様で、
つまりこれは毒虫だけでなく、
Rambusが普及させようと必死になっている
DR毒虫ライセンスそのものの正当性が
問題となる可能性の話ということになる。新展開。ザムザ反撃。


162 名前:名無しさん 投稿日:2000/10/08(日) 05:17
       |        ケケケ.|
       | Ψ(`∀´)Ψ |
        \_____/
       。○.
__Λ_Λ ウーン
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ガバッ Λ_Λ!   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__( ;´Д`)__< ユ、ユメかっ…!
|  〃( つ つ   |  \_______
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  \.|_______|
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    Λ_Λ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 Σ( ;´Д`) < うわー、体が虫に〜
   (( つ つ  \_______
   ((ヘ= =)ヘ ギチギチ
__((ヘ= =)ヘ__
|  〃((ヘ= =)ヘ   |
|\ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒\
|  \           \
\  |⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
  \.|_______|

163 名前:名無しさん 投稿日:2000/10/08(日) 06:16
1 名前: グレゴール・ザムザ 投稿日: 2000/02/24(木) 03:32
━━━━━毒虫に変身は笑えた!
体の節10ごとにカウントしてたのってオレだけ?
(よっしゃー20突破!よーし次は30突破しろーって)
でも結局は100も節ねえんだよね。全然、騒ぐほどじゃないし。
毒虫に変身は笑えた。まじで
朝起きて知って、手を叩いてわらったなぁ。
家族が朝食とってる間、ベットで体を眺めてた
気持ち悪いなーこの体って思いながら
わざわざ病院まで行って医者に看てもらおうかと思ったよ。
でもオレが毒虫に変身したおかげで何かしらの利益を得た人だっている訳だし
結果的には良かったんじゃないかな。
たしか寝てる間不安な夢を見てたような気がするんだけどさ、
結局目が覚めた時にそのまま忘れちゃったんだよね。
今でも部屋から出るに出られず困ってるんだけど、
ツライんだよ!体が上手く動かないんだよね。むかつく。
ところで毒虫に変身した俺ってトイレどするの?
もしかして野グソ?汚ねぇなぁー。
どちらにしろ変身したオレの体はまさにナウシカに登場する蟲達のようで壮観だった!
気持ちの良い目覚めでした

164 名前:毒虫人間ザムザ 投稿日:2000/10/08(日) 14:10
早く人間になりたい!
暗い運命を吹き飛ばせ!
ザムザ!ザムザ!ザムザ!
毒虫人間!

165 名前:綾波レイ 投稿日:2000/10/08(日) 18:55
私、虫になってるの? 何故毒虫なの?

(思索の海へ…)

毒虫
足が6本あるもの
背中が硬いもの
人とは違うもの
褐色の腹部を持つもの
碇君?

私何?
私何?
私何?
私何?



166 名前:ザ・ピーナッツ 投稿日:2000/10/09(月) 21:20
ザムザーヤッ
ザムザ−

167 名前:村上春樹5 投稿日:2000/10/10(火) 07:56
 目覚めた時にはオアシスの「スタンド・バイ・ミー」が流れていた。
やれやれ、昨日の夜、僕はラジオをつけたままで眠りこんでしまったのだ。時計
の針は朝の6時を指していた。カーテンの隙間から射し込む光はもう十分に明るい。
 目を閉じると、まるで自分がばらばらになってしまいそうな感覚を覚えた。体中
の毛穴という毛穴から濁った色の液体が絞り出されて来そうな気がする。僕はしば
らくじっとその感覚が通り過ぎるまで待った。
 そして、ゆっくりと目を開けて、天井を眺めながら、彼女のことを考えた。全て
のことが中途半端なまま、まるで早朝の歓楽街に散らばったゴミのように放り出さ
れたままでいた。
 彼女は何処に行ったのだろう?彼女が去らなければならない理由は僕には何一つ
思い浮かばなかった。
 考えの整理、と僕は思った。全てはそれからだ。こめかみのあたりがまるで締め
付けられるようにずきずき痛んだ。まずは起きあがって嫌な臭いのする汗をシャワー
で流したかった。僕は自分のものじゃないように重い体を起こそうとした。
 その時、初めて僕は自分の体が毒虫に変わっていることに気がついた。固い甲殻
の背中を下にして、僕は仰向けになっていた。少し頭をあげると、 まるくふくらんだ、
褐色の腹が見えた。一瞬僕は何が起こったのかわからずに混乱してもう一度自分の体を
見直してみた。


168 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2000/10/10(火) 12:51
村上の模写は
どれだけ表層的な読み方をされているのかが
よくわかる。
まじで、もっと本を読め?


169 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2000/10/10(火) 12:54
村上の模写は
どれだけ表層的な読み方しかされていないかが
よくわかるね。かなし

170 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2000/10/10(火) 16:09
>>168,169

お遊びの文体模写なんだから文体の表層だけ似ていればいいんじゃないの?
私は167は村上ワードをうまいぐあいにちりばめていて、いままでの
なかでは一番よくできてると思うけど。


171 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2000/10/10(火) 16:49
>169

文体の模写ってのはいかに表層のわかりやすい部分をわかるように
アピールできるかが重要なんじゃん(笑)
モノマネ王座とかそうなんだからさ。こんなものに文学性を求めるなよ。
おれも168は今までで一番よくできてると思う。
村上ファンならニヤリとする箇所がいくつもあった。
っていうか君も書いてみなよ>169。
煽りじゃなくて純粋な興味として見たいからさ。


172 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2000/10/11(水) 00:51
なるほど。

173 名前:ステップ・フシ・ステップ 投稿日:2000/10/11(水) 20:19
 どうやら、おかしくなったらしい。
 目を覚ますと、身体中が軋んだ。強力な接着剤が乾いて、全身の皮膚がひっぱられて
いるような感じだ。それも外側だけでなく、内側からも。とりわけひどい違和感がある
のが身体の両側で、特にたくさんの脚は、反乱を起こして体から独立しようとして胴体
と全面戦争しているみたいだった。実際……やばいな……こりゃ、本当にどうかなっち
まったのかもしれない。
 自問してみて、ようやく、記憶と理性が手に手をとりあってお出かけしているのを感
じた。この状況では、まったくその帰還を歓迎したくない二人連れだ。門前ばらいにす
るためには、また眠ってしまうに限る。もう、永遠に目を覚ましたくない気分だった。
 理性と記憶は帰ってきた、だが、頭の中で「いないいないばあ」をはじめた。目はばっ
ちり覚めているらしい。五感はすべて異常というべき正常。いまいましいほどに。
 頭がおかしくなっているのかもしれない。
 記憶が言う。(昨晩、寝たときはグレゴール・ザムザという人間だった)
 理性が言う。(人間は身体の両側にたくさん脚を持っていない)
 起き上がってそのふたつに折り合いを持たせようとしたが、予想より背中が重かった。仰向けのままベッドのシーツの上で、堅い背中の丸みに合わせてぐらぐら揺れるだけに
その試みは終わった。このまま一生起き上がることもできず、ベッドに釘づけなんてこ
とにもなりかねない、と思った。それとも、この先ずっとこんなふうに、身体がままな
らないのだろうか。
 顎に力を入れて、頭を上げて腹を見た。褐色の弓を伏せて並べたように膨れて光沢の
ある硬そうな腹節の行列――わめこうにも声は出なかった。体のサイズはそのままで毒
虫になったのだろうか。

174 名前:名無シーク 投稿日:2000/10/12(木) 02:13
毒蟲の母でございます。
このたびは、息子がこのような醜い姿を曝け出してしまい、
皆様には大変ご迷惑をおかけしております。深くお詫び申し上げます。
息子は幼い頃に父親を亡くし、そのショックで不安な夢を見るようになって
しまいました。そのせいか、背中には固い甲羅のようなものができてしまったのです。
この年になるまで、恋人はおろか友達さえもいないようで、大変心配
いておりましたが、この姿になって以来、息子も
少し明るくなったようです。「今日夢の中でね、ドキュソがさあ…」
と、とても楽しそうにおぞましい姿で話してくれるのです。
どうぞ皆様、息子を暖かく迎えてやってくださいまし。本当は良い蟲なんです。
よろしくお願い申し上げます。
                         毒蟲の母より


175 名前:坂口安吾 投稿日:2000/10/12(木) 02:50
或朝、ヒロポンの酔いも覚めやらぬまま私は目を覚ました。
田舎の一日というものは誠に退屈で、豊かな自然と純朴な村人なぞという
笑止千万なステロタイプとは雲泥の差の、妬み嫉み、因習に満ち満ちた
、精神の自由な発露の上でまことに不都合これ極まりない環境である。
今日は東京から奥野健男君が「やみ将軍」というこれまた名前だけは仰々しい
密造酒を携えて遊びに来るというので多少の期待を抱きつつ、されど起きようか
起きまいか決心これを得ず横臥の姿勢を維持す。

世の東西を問わず、作家の正体見たりという瞬間があるならば
それは起き抜けの顔であるに違いあるまい。もし寝起きのニーチェが
凡夫さながらの抜け作面を下げていれば彼の作中の陶酔感もへちまも
あったもんじゃない。残るのは抜け殻だけである。

だから私がその朝、毒虫に変身していた、というのは
若干正確を得ていない。わたしは元来、その本質において毒虫で
あったに過ぎないのである。世間に疎まれ、洞察とは名ばかりの毒を吐き散らし、
糊口をしのいでいるという点において毒虫と言う外はあるまい。
私の哲学に如何ほどの一般性があったというのか。否!否!否!
されど、毒虫にも矜持あり。毒虫が毒虫たる由縁は己が毒を徒に、
戯れに浪費せざる、この一点に存すると断じて過言でもあるまい。
節くれだった、その怠惰の象徴であるところの腹を見るにつけ
私は何とも懐かしい、そして滑稽な感慨を惹起させられずにはいられないのである。
それはまぎれもなく魂のふるさとであった。

176 名前:みつお 投稿日:2000/10/12(木) 03:12
いいじゃないか。
虫けらになったって。
だって生きてるんだもの。
いいじゃないか。
空を飛べるようになったんだもの。




177 名前:女子高生 投稿日:2000/10/12(木) 03:34
つ→か超眠いんだけど何か変な?夢?とか見て何か知んないケド
目覚めちゃったわけ☆ したらさ→! 何か、変な虫っつ→か。
何かよくわかんないけど虫になっちゃてたの〜〜〜〜!!!!
しかも毒持ってる系の虫ってかんじ〜〜〜〜!!!!!
マジでマジでマジで!? 何か背中超固いっぽいし。何コレ?
んでさ→、お腹とか、超変になってたの〜キャーッ!
どう変っつってもよくわかんないんだけどさ→すっげ変なの!マジで!
どうせ虫なるんならさ→、蝶とかにして欲しいよね→何かムカつく!
つ→かど〜しよ〜〜マジで〜〜超死にた→い(><)
つ→かとりあえず寝る☆

178 名前:ばなな、出ました? 投稿日:2000/10/12(木) 04:05
人は必ず一生のうちに「これは忘れようとしても忘れられない」という
不思議な体験をするものだ。夏、白い日差しが地面を焦がすように、それは焼きつく。
ある朝のことだ。私はなんと虫になっていた。
それはもうすごいほどに。完璧に。
あの恥ずかしい台詞「ここは何処?わたしは誰?」が口をついて出たほどだ(本当よ!)。
部屋中をうろうろと歩きまわった挙句、私はなぜかキッチンへ行ってみた。
まるで生まれる前から知っている声に導かれるように。
足を踏み入れた瞬間に分かった。ここは私の場所だ。
なぜかわからないけど落ち着く。そう思った。
この世でいちばん好きな場所、キッチン。
そうか、私はゴキブリになったのだ。

179 名前:スペル・デルフィン@大阪プロレス 投稿日:2000/10/12(木) 04:23
まいど!浪速の英雄グレゴール・ザムザやで。

今朝起きたら毒虫になっていました。

固い甲殻、割れた腹部、かっこええやろ!

仮面ライダーフリークのワイとしては、満足している。

ワイらのプロレスはホンマにオモロイで!

チビッコからお年寄りまで楽しめるエンターテイメントや!

週末にNGKスタジオでやっていますから、観に来てな!

ほな!

180 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2000/10/12(木) 04:23
中井英夫
ジャック・ケルアック
トーベ・ヤンソン
やってもらえませんか?

181 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2000/10/12(木) 05:04
帝●BBS風、誰か出来ます?

182 名前:桃色QWERTY 投稿日:2000/10/12(木) 05:26
 朝、起
 きたら 
 毒虫だ   ◎182点
 った。
 Σ(゚Д゚

183 名前:STR SINGER TOKYO 投稿日:2000/10/12(木) 05:39
これは メジャー志望の ザム
   ザ専用ページ

いま甲殻類界は 話題いっぱいのもりあがりです。
あなたも 毒虫で世にでませんか。デビューしません。

*プロになれるか いなかについて

プロなら 夢からさめて<初見で>毒虫の うごきを すぐに 完璧にできるのが
あたりまえです。さらにいうなら 腹部に 褐色 弓形 かたい 節
が当然あります。それもわからないのは 手のほどこしようがない。
こういうのを 練習をたくさんして 80%くらいの かたさの
甲殻レベルに達せる レベルのひとを 素人毒虫というのですが
メジャーなんて おこがましいです。
したがい プロのproducerやdirectorは 絶句して ノーコメントです。
みなさんは <メジャー>めざし いかかが お考えですか。
きびしい と おもいますか。 としたら 毒虫失格です。
素人毒虫の プレゼンは こちらの信用にも<対メジャー>かかわるため
今後いたしません。 レベルアップしないと producer director <major>から
はなで わらわれ 素人毒虫 など おくるな!!といわれてます。
それだけ 十代でも かたいのです。そういう 甲殻や腹部に自信のあるかたが
おおいのです。<メジャー>には あふれかええてるのです。候補生か。
よく 肝に おいてください。


184 名前:稲川淳二風 投稿日:2000/10/12(木) 06:25
いやね、これはうちのかみさんの友達でデザイナーやってる奴の話なんですがね。
かれこれ3年前ぐらいのことでね。いやほんとに普通ーーーの奴なんですよ。
どこにでもいるデザイナーって感じでちょっとカマっぽかったりしてね。
そんなことはどうでもいいんですけど、そいつがですね、かみさんに相談があるってんで
震えた声で電話かけてきたんですよ。それがもう普通じゃないって感じで、かみさんが言うにゃ
こんな感じでブルブルーーって電話もつ手が震えてんのがわかるっつーんですよ。
そいでかみさんすっ飛んでそいつのとこにいったんですけどね。向かう車の中でも
行くのいやだなー、いやだなーって感じがしてたらしいんですよ。
虫の知らせって言うんですかね。あるんですねー、やっぱりそういうの。
なんかゾワゾワゾワーーーっていやーーーな感じがしたってんですよ。
それでも行かなきゃってんで、そいつん家までいったんですがね。
呼び鈴押してもでてこないんですよ。何度も何度も何度も何度も押したけど
やっぱり出て来ない。うんともすんとも言わない。
ただ事じゃないってんでかみさんドア開けようとしたら、鍵がかかってないんですよ。
そいでかみさん、こんなガタガタガターーーって震えながら開けたんですよ。
そしたらなんかイヤーーな音でドアが開くんですよ。
「いぃぃーー」って「いぃぃーー」って音で開くんですよ。
そいで中になんかいるってんでかみさんウッて覗いたら…。

ごめんなさい違うものになっちゃいました。

185 名前:朝日新聞 社説 投稿日:2000/10/12(木) 07:23
「さあ布団から出て、飛び立とう。」
 君たちは、よく学校の先生が「人の気持ちになって考えてごらん。」
と言うのを聞いていることだろう。きっと聞き飽きた台詞だし、そんな
こと言われても実感が沸かないやと思うかもしれない。でも、最近の若い
人たちの犯罪、恨みもないのに知らない人にナイフで切りつけたり、
クラスメイトから想像も出来ないような額のお金を脅し取ったりしている
事件は自分自身の痛みの感覚が薄いことに原因があるんじゃないかな?

「想像力と身体感」の欠如。難しく言うとこういう事になる。
確かにテレビゲームは面白いし、ポケモンは気になるかもしれない。
でも、みんながほんの少しの想像力、つまり思いやりを発揮しているだけで
みんなの周りの世界は大きく変るはずなんだ。

想像してみてごらん。君がある朝起きて、ふと自分の体を見たら
虫になっている光景を。きっと驚くことだと思う。体が突然茶色になって、
おな化はなにやら仮面ライダーのように節に分かれて、堅い兜みたいな
背中を下に向けて布団に包まっている光景はきっと抵抗があるに違いない。
それも毒々しい茶色で背中も甲(かぶと)みたいに堅くなっていたりしたら。

でも、想像すること、当事者意識を持つことからしか始まらない。
みんなは今朝から毒虫だ。誰一人として例外はない。誰だってこの世の中に
生きている価値があって、かけがえのない命を持っているんだ。
そしてその一人一人が社会を作っていることを私達大人は君達に知って欲しい。

もし友達が一人で毒虫になったとき、君も毒虫になってみよう。
自分だけ虫になりたくないなんて思ってはいけない。
一人一人の思いが明るい二十一世紀を創っていくんだ。
 

186 名前:ムーノーローカル 投稿日:2000/10/12(木) 09:30
 10/12

      プラハで服生地売ってるザムザ君ですが、
      朝目が覚めたらいきなりバージョンアップ
      していたようです。これほどまでに大きな
      変更になると、もはやバージョンアップと
      いうより新ソフトと呼んだ方がいいかもし
      れません。
      >Ver.0.20α:自分の姿が一匹の、とてつ
      もなく大きな毒虫に変わってしまっている
      のに気がついた。
      ナイスじゃん!毒虫だぜ、毒虫!サナギマ
      ンからの2段階変身じゃなくていきなり毒
      虫ってところがIT革命って感じです。そ
      れにしてもどうしてわざわざサナギマンに
      なってこてんぱんにやられなければならな
      いんでしょうか。謎です。つーかITって
      つければ何でもいいんです。ITザムザ。
      で、肝心の更新内容ですが、
      >固い甲殻の背中を下にして、仰向けにな
グレゴール っていて、ちょっとばかり頭をもたげると、
 ザムザ  まるくふくらんだ、褐色の、弓形の固い節
2.0α版 で分け目をいれられた腹部が見えた。
(毒虫版) なんだかよくわかんないんですが、腹部が
      見えたようです。よかったですね。もしか
      したら複眼になってしまっていて何も見え
      なかったかもしれません。トンボのめがね
      はって歌うたいませんでした?歌わない?
      あっそ。ごめんなさい。で、ザムザ毒虫バ
      ージョンですが、あまりに変貌しすぎたの
      で家族にもわかってもらえなかったみたい
      です。俺もよくわかりませんでした。ダメ
      じゃん、俺。どうやらアップル製品にこの
      毒虫バージョンをぶつけると壊れるらしい
      んですが、マッキンが壊れるのか毒虫が壊
      れるのかは試してないのでわかりません。
      とりあえず、プラハで服生地をアップした
      りしてる人には便利かもしれません。ネタ
      元:掲示板でカフカさんが教えてください
      ました。ありがとうございます!

187 名前:エロ本 投稿日:2000/10/12(木) 10:17
高偏差値を鼻にかけるも付き合い始めからきっちり仕込んでやった
おかげで、今では羞恥の虜となった淫臭ただよう22歳の若妻、
グレゴール・ザムザが朝起きて、夫を送り出しては昼前には間
男の肉棒をくわえこんでいるという貞淑のかけらもない団地妻生活
を見てやってください。少々くたびれ気味のバストと肥大した乳首
に生活観を滲ませながら、彼女が淫猥な夢からふと覚めてみると、
ベッドの中であられもない自分の姿が、とてつもなく大きなクリト
リスのような一匹の牝奴隷毒虫になってしまっているのですが、セ
ックスに向けるエネルギーは誰にも負けません。「…ああ、こんな
恥ずかしい姿、あなた以外には絶対に見せられない…」と一応は唇
を噛んでみるものの、そのキンキンに固くなった甲殻の背中を下に
して、仰向けに体位を変えてひざまずいた尻を浮かせ、淫裂にあて
がうと、うむうっ…と口いっぱいにぺ二スをほうばったままでは喘
ぐこともままならず、代わりに口許からは涎が溢れ出し、ローター
も淫汁まみれ、すり変わるように侵入してきたペニスにちょっと
ばかり頭をもたげると、まるくふくらんだ、褐色の、弓形の固い節
で分け目をいれられた腹部にナマ姦、言い方さえ間違えなければな
んでもさせてくれるので、しばらくはアソんでやろうち思います。


180 名前:すみれ色の履歴書 投稿日:2000/10/12(木) 10:28
>180
な、中井英夫・・・愛しているが故に自分では到底マネ出来ないお人
ですう・・・

189 名前:池波正太郎 投稿日:2000/10/12(木) 12:09
ある朝・・・・・・。
グレゴール・ザムザは、不安な夢から目覚めた。
いつもの朝とは、何かが違う。
ザムザは、なんとも言えぬ、
(妙な胸騒ぎ)
を感じた。
そして、ふと・・・・・・、何気なしに自分の身体に視線をやった。
すると、どうであろう。
ベッドの中で自分の姿が一匹の、とてつもなく大きな
(毒虫)
に変わってしまっているではないか。
「むぅ、これは・・・・・・。」
固い甲殻の背中を下に仰向けになっており、ちょっとばかり頭をもたげると、
褐色でまるまるとふくらんだ、弓形の固い節で分け目をいれられた腹が見える。


190 名前:俺も京極夏彦 投稿日:2000/10/12(木) 12:22
上手く行くかは判りませんが。

――――――――――――――

不安な夢。
まるで自分が自分でなくなるような、
そんな夢である。
――自分は、****だ。
そんな夢である。

――寝覚めの悪い朝だった。
不快な寝汗を拭いて、私は身体を起こす。
厭な夢を見た。ただ、その記憶が残っていた。
起きた身体は、甲殻に覆われた、褐色の肉体であった。
虫のような、弓型の節の入った腹部。
そして思い出す。私は、毒虫だったのじゃないか。
自分は、どうも疲れているようだ。
どうして「自分が人間である」というような夢を見たのだろうか。
人間など、自分が知る限りで、最も下らぬ種族ではないか。
私は自分の名前を確認する。グレゴオル・ザムザ。
それが自分の名前だ。まるで人間の名前だ、と私は苦笑する。
だが、それ以上は何も思い出せぬ。自分が、今まで何であり、
そして今、何であるかも善く判らぬ。
ただ、夢の中で自分は、自分が自分でない、そういう夢を見たのだから、
私は多分、生まれたときから毒虫だったのだろう。
私は首を擡げて、そして再び床についた。

―――――――――――
死にたい。下手過ぎる。

191 名前:山本周五郎 投稿日:2000/10/12(木) 12:49
巳の刻になると、俄かに雨が降って来た。
下足番の持ってきたぐれ吾郎の駒下駄は、びしょびしょに濡れていた。
下足番は四十二三になる頑丈な躯つきの男で、そしてそっぽを向いた
まま、ぐれ吾郎の足下へ、その濡れた下駄を置いた、置いたというよ
りも、ほとんど放り投げるような手つきであった。
「この野郎」
ぐれ吾郎は頭の触覚をせわしなく動かし、下足番を睨んだ。彼は尻に
いちばん近い足に下駄を履くと、さりげなく下足番のほうに近寄り、
力まかせに毒液を吐いた。
下足番の躯は腰掛けからずり落ち、腕の肉が焼ける音がした。
ところが、さすがに躯のがっしりした壮年の男である。下足番は直ぐ
に何が起こったか理解し、反撃に転じた。
「野郎」と下足番は叫んだ。「なめたまねをするな」
下足番はぐれ吾郎を引っくり返した。身動きのとれなくなったぐれ
吾郎の鼻っ柱を、下足番はさらにしたたかに殴りつけた。


192 名前:阿刀田高。 投稿日:2000/10/12(木) 13:16
閑話休題。
私は長年ベッドを利用しているのだが、気に入りのベッドである。寝具は硬めがよろしい。
先日こんなことがあった。
持ち帰った仕事をようやく終えると、傍らのベッドへ倒れ込むように眠ってしまった。
翌朝目覚めると気分がよくない。
どうもそれまで見ていた夢のせいであるらしい。
ふと気付くと手足が痒いような気がする。動かしてみたが感覚があやうい。
私は、時間が気になって時計の方に首を曲げた。
ギクリとする。
私の身体はいやな虫のように黒光りしており、表面には毒々しい模様が浮き出ている。
固い背中は甲羅のようにまるく甚だ不安定である。
おかしいな、と思った。
朝突然毒虫になったという話は聞いたことがない。
こうは考えられまいか。
記憶の遺伝というのがある。右に行くと必ず感電する箱に入れたマウスからは、とうとう右には行かないマウスが生まれるらしい。
まるく膨らんだ、弓形の固い節で分け目をいれられた褐色の腹部を撫でる。
もぞもぞとたくさんの手足を動かしてみる。
懐かしい感じ。
親の記憶が脳のどこかに残っていたりして。
はて、私の親は人間だったろうか。

193 名前:リクエスト 投稿日:2000/10/12(木) 16:00
D・フランシス風か山田詠美(ポンじゃなく)風ってできますか?

194 名前:小学1年生 投稿日:2000/10/12(木) 16:29
あるあさ、グレゴルーザムザは、おきた。
ねているときには、いやなゆめをみていた。
そして、おきたら、ザムザは、大きなムシになってた。
ザムザは、上をむいてねていて、せ中がカブト虫みたいだつた。
おなかは、大きくて、いくつかに、わかれてた。
そして、ザムザは、すごくいやだなーとおもた。

195 名前:ゆでたまご 投稿日:2000/10/12(木) 17:28
キン肉ザムザ「うわー!たずけてー!苦しいよ−!むにゃむにゃ」
解説「あーっと!キン肉マン寝苦しそうだぁ−!」
ロビン「キン肉マン!起きるんだ!」
ブロッケン「夢なんて所詮まやかしだぜ!」
テリー「いや、どうかな・・・ここまで勝ち抜いてくる実力の持ち主。
    そう一筋縄ではいかないはず・・・何かあるはず・・・」
〜〜〜ブチブチ!〜〜
テリーマンの靴ヒモ切れる
ロビン「テリーマンの靴ひもが!
    テリーマンの靴ひもは正義超人たちの危機の度に警鐘を鳴らし続けてきた・・・
    はっ!キン肉マン!起きろー!」
キン肉ザムザ「うっ・・・」
解説「ゲェー!!!なんてグロテスクな!!キン肉マンの体が!!」
一同「虫になってる!!!」
キン肉ザムザ「うわー!気持ち悪いよ−!!起き上がれないよ−!!たすけてー!!」
ロビン「キン肉マン!反動をつけて起き上がるんだ!!」
キン肉ザムザ「そうか!それっ!」
起き上がる
キン肉ザムザ「さすが超人博士ロビン!!」
ロビン「キン肉マン!!前だ!」
敵襲い掛かる
キン肉ザムザ「火事場の糞力−!!!」

♪〜胸の炎が マントを焦がす〜♪
 今日の相手は〜♪
 並みじゃないぜー・・・・・・

キン肉ザムザ「キン肉バスター!!」
テリー「ダメだキン肉マン!!」
キン肉ザムザ「ゲゲー!虫になって所為で手が届かない!!」
敵「キン肉バスターやぶれたり!!」
ドドーン!!
一同「キン肉マン!!」
解説「あーっと、キン肉マンダウーン!!」
                          つづく


196 名前:はれときどきぶた 投稿日:2000/10/12(木) 17:36
ザ        ムザ       
   に          毛が     は
           え       た。

197 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2000/10/12(木) 17:43
ttp://www2s.biglobe.ne.jp/~hyp/dg/marine.html

まりん砂原良徳できぼーんぬ。

198 名前:仮面ライダー風 投稿日:2000/10/12(木) 18:40
グレゴール・ザムザは改造人間、毒虫男である。
彼はショッカーの改造人間毒虫計画で捕えられ、脳改造手術寸前で恩師のフランツ・カフカ博士に救出された。
彼は毒虫の体に正義の炎を燃やし、悪のショッカーと孤独な戦いを繰り広げるのだ!

第1話 怪奇クモ男

戦闘員「イィーッ! ハイル、ショッカー!」
首領「目覚めよ、グレゴール・ザムザ! お前は名誉あるショッカーの改造人間、毒虫男に選ばれたのだ!」
ビーコンビーコンビーコン……
ザムザ「う……ううっ……な、何だ、ここは、お前達は何だ?」
首領「すでに首から下は名誉あるショッカーの改造人間、毒虫男なのだ。高圧電流を流せ!」
戦闘員「イィーッ!」
ビビビビビ、バリバリバリバリ……
ザムザ「わああああああ……え? 何ともない……」
首領「さあ、脳改造手術を開始せよ!」
ババーン!
科学者「停電だと、戦闘員、予備電源に切り替えろ!」
カフカ「ザムザ、ザムザ、今の内だ、無事に逃げてくれ! 娘を、娘を頼んだぞ」

199 名前:仮面ライダー風 投稿日:2000/10/12(木) 19:39
あらら、もうあったのね。
鯖エラーと出で全文が読めなかったので。
新人です、よろしく。

200 名前:麻原彰晃説法 投稿日:2000/10/12(木) 20:13
人は死ぬ、必ず死ぬ、絶対死ぬ。死は避けられない。
この死をはじめとして、すべては無常であると。そうだね。
(信者)はい。
無常であるというのはどういうことだったかな、マンジュシュリー。
(マンジュシュリー・ミトラ)はいっ、尊師!すべては変化するということです。
そうだね。生じたものはすべて滅すると。これが無常であると。
あるいは、すべてのものは変化すると。これが無常であると。
では聞こう。昨日、サマナのグレゴール・ザムザがプラハ支部で突然毒虫になったという話はもうみんな聞いたのかな?
聞いた?こういう話はすぐに伝わるんだね(笑)
では君たちはどう思うか。ザムザはどうして毒虫になってしまったのか。
・・・ミラレパ。ミラレパはいないのか?ではヤソーダラー、答えてみろ。
(ヤソーダラー)やはりそれはカルマだと思いますけど。
カルマ。うん。では、どういうカルマだ。
(ヤソーダラー)動物界に転生するカルマが、生きているうちに現われた。
よし。では、それはいいことだと思うか、それとも悪いことだと思うか。
・・・いいことか。では、なぜだそれは。なぜだか言ってみろ。誰か言えないのか。
(ティローパ)カルマは早めに清算したほうがいい・・・
そうだな。
みんな、よく聞きなさい。ザムザには動物界に転生するカルマがあったと。
これは今回ザムザが毒虫にならなかったとしても、いずれ発現したと思うか、しなかったと思うか。した。
それならば、早めにカルマを清算しておいたほうがいいと。これはサットヴァだからであると。
いいね。
(信者)はいっ!
では今日の法話はこれで終わる。しっかり修行しなさい。カルマ落としをおそれてはいけないよ。
(信者)はい。

オウム三唱

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